毎日、帰宅は深夜1時を過ぎます。

最寄り駅に到着したら、必ず母に電話しています。

いつものように電話をかけると、不安そうな声で言われました。

「また玄関のチャイムを何度も鳴らす人がいた。今日も（深夜）11時50分なの。気をつけて帰ってきて」

最近、決まって23時50分に玄関のチャイムが鳴るらしいのです。

母は足が不自由なので、無理に玄関へ行かなくて良いと言ってあります。

もし大事な用事なら、不在票とか、手紙を残して帰るはずだからと。

非常識な時間だし、母は、空き巣狙いが確認のためにチャイムを鳴らしていると考えていました。

ネットで調べると、たしかにそういう手口はあるようです。

でも、毎回インターホンに出ないので、不在と勘違いしているはず。

だったら、とっくに侵入を試みていると思うのですが……

帰宅して、カメラ付インターホンを確認しました。

すると、誰もチャイムを押していないし、誰も写っていません。

何日も遡って履歴を調べました。

やはり、23時50分の訪問者の記録はありませんでした。

しかも、インターホンは動作していて、故障でもないようです。

普通なら、母の幻聴と考えるでしょう。

でも、霊的な現象に感じました。

なぜなら、母は普通の人よりも霊感が強いからです。

結局、23時50分の訪問者の正体はわかりません。

自信はありませんが、「たまたま彷徨っている霊」のような気がします。　

とりあえず家にバリアを張りました。

家をエネルギーの玉で覆って、設定しました。

「霊は家に入って来ない。入ってきた霊は、すぐに出て行く」

それから数日経ちました。

今のところ、23時50分のチャイムは止んでいます。

結界が効いたのでしょう。

【今後の予定】

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